ゲームレビュー/死者の呼ぶ館

評価：★☆☆☆☆

メーカー：パンドラボックス
販売：シャノン

分岐で進んでいくホラーノベル。
ホラーと謳う割に怖い要素、ゾッとするような要素はあまりなく軽め。
人妻と前世と行方不明と迷いの森と、なんか面倒な田舎の建築物件ツアー客らと迷走する系のゲーム。

【良かった点】

いいところ………？なんだろう？
選択肢の時間切れ分岐はそこそこユニークな要素でいいんじゃないかと。
パンドラボックス前作のドラゴンナイツグロリアスの引継ぎだけど。

【悪かった点】

ホラーゲームと謳っているが、ホラー要素はほぼ無し。
既読スキップがなく、システムデータとセーブデータが共通のためエンディング回収が面倒
シナリオも冗長的で余計に周回が面倒な仕様になっている。
初回PSディスクでは一部エンディング後にフリーズする致命的なバグがあるというのは有名。

【総評】

とにかくダルい。
既読スキップは無いし、システムデータはセーブデータと共通のためにエンディングをひとつ見たらまた初めからやり直さなければ回収した事にならない。
既読率を上げるにしても同様。
というか、既読率はおまけにも何にも関係がないようなのでコンプ欲がある人以外は正直100％にしなくていい。
当時1000円台で購入できたゲームとしてはまあ別にいいんじゃないの、と思うが出来は同人レベル。
せめて既読スキップとクリアデータがセーブデータと別でエンディング回収が楽なら★２つくらいは付けたかなと。
見てる内に登場人物に愛着沸いてきたし。
分岐によってはショーゴ、悪いヤツじゃないんだよなぁ…
可奈子とか、舞子、主に女子の発言やら行動やらは各々のエンディング・展開を見ないとさっぱりわからないので攻略サイトとか漁ってみたらいいと思う。
自力で全展開見るとか鬼畜すぎる。

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