2017年10月21日

ゲームレビュー/ラビッシュ ブレイズン

評価:★★★☆☆

メーカー:パンドラボックス
販売:シャノン

パンドラMAXシリーズVOL.3
アドベンチャーモードあり、ダンジョンありのRPG。
パンドラボックス1作目「ドラゴンナイツグロリアス」と同じ世界観の別の国という設定で勇者がたくさん(村に一人だったか)存在する国カーレイルのお話。
始終コメディ色に包まれており、選択肢によってはミニゲームが挟まれるなどこれまでのシステムを継いでおり、尚且つ多少は遊びやすくなっている。
人外、ブサイクがよく出るわ出るわ。
ブッ飛んだ内容はあるわあるわで、そこそこ楽しい。

【良かった点】

ドラナイや死者の呼ぶ館と比較すると…
×ボタン押しっぱなしでメッセージを早送りできる機能がついた事で遊びやすくなった。
冗長的な説明や主人公の心情説明が少なくなり、会話シーンを多くした事でそこそこ展開もテンポ良く進んでいく(が、やはり無理矢理感のある展開があるのが欠点)
一番よかったのはベタな設定ではあるが個性的なキャラクター達がポンポン登場するし、主人公がナンパ者ではあるが意外と常識人で、コメディ作品としては最後まで遊びやすかった
技やアイテムのコレクション要素、ダンジョンの宝箱を全て開けると女の子が登場して……というおまけ要素が良いスパイスになっている。
ストーリーの長さなどを見れば(初発売当時としても)値段に見合った内容だと思う。

【悪かった点】

エンカウントが高い(下げるアイテムはあるが、一定すぎる)

【総評】

色々と無理矢理な展開ではあるが、コメディの一言で片付けられる勢いはあったので★3つ。
主人公アルフレッドが意外と常識人なのも好感触。
顔以外はしっかりしてる設定のはずのフォルキリアス(だったかな?)のほうが常識外れというか、猪突猛進で思い込み激しすぎるだけなんだろうけど、顔が良くても後半になるにつれ「アル、このまま勇者でいいんじゃね?」とそれくらい主人公に好感持ったくらいだから。
逆に"顔だけはいい"設定のアルが、兄のテリュースや途中参加のステインの登場であまりイケてない扱いを受けているのがイマイチだったかな。
多少モテてもいいと思った。

ラビッシュブレイズン2が制作?販売?の予定だったようだがパンドラボック自体がなくなってしまった。
せっかく株式会社シャノンとして復活したんだから、ONI零~流転~と一緒に作っちゃったら?と私は思う。
面白かったから。

連動作品~評価記事

パンドラMAXシリーズVOL.1 ドラゴンナイツグロリアス
パンドラMAXシリーズVOL.2 死者の呼ぶ館
パンドラMAXシリーズVOL.3 ラビッシュブレイズン
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