2017年9月30日

映画レビュー/シモーヌ

評価:★★★★★

女優のわがままによる降板、解雇の通達。
映画監督ヴィクター・タランスキーはそんな中、ある人物からアクターを作り出す機械を渡される。
架空の女優・シモーヌを中心に巻き起こる人間ドラマ。

【良かった点】

架空の女優シモーヌの魅力に取りつかれる人々の様子や、ヴィクターの元妻や娘との関係が見所
レイニーが可愛い。
役者らが皆美人。

【悪かった点】

ヴィクター性格悪いな、と時々思うくらい。
でも監督や芸術家っていうのは頑固で承認欲求が強いというし、彼もずっと嘘をつきたくてついていたわけじゃないんだろうなという点と、彼の性格、行動なくしてこの映画の良さは無かったと思うから別に悪くもない。
最後の一幕は何でそうなったと言いたいけど。

【総評】

序盤はどうなのって思ったが、見終えた感想は「最高」
オオカミ少年よろしく、妻にさえシモーヌの存在がヴァーチャルだという事を隠して女優として立てるのだが、ヴァーチャルだと公表する時になって世界中でシモーヌは実在すると信じ込まれてしまって困った状態になる。
全体的に見ると喜劇。

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