2017年7月31日

ゲームレビュー/アーク ザ ラッド

評価:★☆☆☆☆

メーカー:ジークラフト
販売:ソニー・コンピュータエンタテインメント

確か人気のあったタイトルだ、という認識からPSアーカイブスから購入。しかし調べてみると2ありきの人気だそうで物語の内容も薄く、なんだかわからないが仲間ができて精霊を助け力を借りて世界の危機を救うタイプのゲームのようだ。
会話、ストーリー部分が少ないのに、戦闘も少ない。
自由行動できる時に自分で好きな場所で戦ってくれという投げやりとも取れる設計。
レベルは最大60まで。本編だけを最後まで遊ぶならそう時間は掛からない、短編RPGと言ってもいい。

【良かった点】

美麗なドットグラフィック
動きが細かく、キャラクター達が生き生きと動く。

【悪かった点】

ドットグラフィック以外、これまで私が遊んできた中で最悪レベルだった
まず、急展開すぎて話の内容が薄い。
あっさりとした理由で仲間が増えていく。
本編が悪いならそれ以外の要素が良ければまだマシだったが、楽しめるというよりは、ただの時間潰しだろうと思われるものばかりだった
遺跡は途中でセーブできないにも関わらず、行き帰りが自力、敵が復活している、仲間を全員動かさなければならない、といった時間を食うばかりの内容。
闘技場なら、対戦1回は最短でも約30秒かかる&対戦相手が変わらないのに勝利数1000回に到達しろと言う始末で笑えない。おまけ要素どころではない。
大陸移動の際の乗船アニメーションにも時間がかかるため、大陸をあちこち行き来するのも面倒。

【総評】

昔のゲームだから…と括ってしまえばそこで終わりだが、昔のゲームでも物語がわかりやすいものやシステム、ナビゲーションがしっかりしているものは五萬とある。シナリオのボリュームについては贅沢は言わないが、戦闘や展開に魅力を見い出せなかったのは非常に残念。
ゲームが始まった時はグラフィックが細かく動く事に嬉しさもあり、これから冒険が始まるのかとわくわくもしたのだが…
2へセーブデータをコンバートして楽しめるとの情報だが、シナリオや戦闘が同じような状態では続編の購入検討はしない。
(収集した情報だと、無駄に長い、1のキャラが仲間になると2のキャラが使えないなど、あまり良い印象がない)

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