2017年7月31日

ゲームレビュー/玉繭物語

評価:★☆☆☆☆

メーカー:元気

ジブリ的なアニメ、キャラクターに興味を持って遊んでみた。
いわゆるモンスターを仲間にして戦わせるタイプのゲームだが、戦闘は疲れるだけだった。詳細は悪かった点に書く。
ポケットステーションに対応しているが、特別な聖魔が仲間になるのみで他の要素は無し。

【良かった点】

アニメーションムービーと豪華声優陣
独特な世界観を語るムービーは心地良く、このゲームはこのムービーのためにあるのではと思うくらい素晴らしい。
これでゲームも遊びごたえがあれば最低でも星3つくらいの評価は付けたかった。


【悪かった点】

テンポの悪い戦闘
ただこれだけに時間が食われ、何の事はない、戦闘要素がなければすぐ終わるゲーム内容。
主人公は敵(森のしもべ)を繭にする事で繭使いとしてレベルアップするが、攻撃力が上がるなどは無く、ほぼ聖魔を頼りにするしかない。
しかも戦闘終了後に連れている聖魔全員に経験値が与えられるのではなく、敵にトドメを刺した聖魔だけに経験値が入る方式なのでダレる
その聖魔もよっぽどコツを掴んで合成できなければ能力が偏るか中途半端になって後半苦戦する事もしばしば。
わざわざ戦闘ごとに聖魔を呼び出す作業が面倒だし、敵が複数いるのに聖魔は一体しか呼び出せないし、主人公も召喚してる聖魔を引っ込めないと戦闘に参加できないのは理不尽に思える。


【総評】

良かったのは語りとムービーのみ。
最初はマーブが可愛いと思ったし、ヒロインとしては結構好きなタイプだ。そしてルーイ等のキャラクターも味が出ていて良かったは良かったのだが、もっと彼らのエピソードを盛り込んでくれれば良かったのにと残念なくらい扱いが薄っぺらい。
キキナク登場でようやく厚みが出て楽しくなるかと期待したものの、それほどたたずに物語は終盤へ。
終わりもあっさりしており、これで終わりなの?と疑問に思うくらい。
終わった後はダンジョン潜りのおまけエピソード。戦闘に時間が掛かるくせ、物語が終わってから戦うなんてまっぴら御免とそこで遊ぶの止めました。
戦闘だけはなんとかならなかったのか。

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