2018年11月29日

ゲームレビュー/アパシー学校であった怖い話VNV新装版

評価:★★☆☆☆

メーカー:七転び八転がり
「アパシー学校であった怖い話2008 vol.1」が面白く、関連があるというんでプレイ。
文面が過去にパンドラボックス作品で見た飯島節が出るわ出るわで懐かしいやらなにやら。
しかし残念ながら結局なんであんな結末になったのかわからなかったし、好き嫌い分かれそうなタイプだと思った。

【良かった点】

オカルトやら不気味な話が好きなら雰囲気は楽しめる。

【悪かった点】

結末の理由がよくわからない
すぐ殺す、殺したい、などの話に繋がって短絡的で幼稚に見えた

恐らくこの二点は他の作品を見ていないと詳しく理解できないんだろうが、シリーズ新参プレイヤーにもわかるように表現してほしかった。
話が冗長的で、長いテキストの割に中身が少ない印象を受けた。

【総評】

シリーズ新参プレイヤーに優しくない。
結局なんで坂上は狂ったのか、
もしそれが殺人クラブとかいう連中のターゲットだったからという理由でも、何で坂上が狙われたのか、この一作ではさっぱりわからない。
ラスト以外の話はまあそこそこ楽しめたが、その話だけは納得いかなかった。
冒頭に人形の話が出て、ようやくラストで人形と、坂上が部室を出る時に着いたであろう赤い手形と気配、学校中探してもいなかった集まった六人の正体が回収されると思いきや、狂って終了みたいな。
伏線のようなものを敷いておきながら、最後に回収されずに終わるのは残念だった。
想像してと言われても新参の私から見れば、判断材料が少なすぎで、後味が悪く感じてしまった。

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