2019年5月2日

ゲームレビュー/真・女神転生デビルチルドレン黒の書・赤の書

評価:★★☆☆☆

開発メーカー:アトラス
昔アニメで放送されていたデビルチルドレンのキャラが登場するゲーム。
黒の書はセツナが主人公、
赤の書はミライが主人公で進み、それぞれ悪魔合体の法則が異なる他、パートナーの特徴により進める地形が違ったり、多少ストーリーが異なる。
両方のセーブデータを使ってしかできない悪魔がいるため、悪魔図鑑をコンプリートしたい人は両方プレイしなくてはならない。
内容はやや子供向けだが、悪魔の中にちょいエロな姿をしているやつがいたりも。バステトやらスカアハやら、それでいいん???
しかもセツナ、ミライ、ナガヒサの血縁関係がアレなんで、そのあたりもツッコミたい。

【良かった点】

子供向けらしく、あまり凝らなくてもサクサク進める。
悪魔図鑑やマグネタイト集め、クイズ、バトル、カジノといったミニゲームや収集要素があるため、そこそこ楽しめる。
難易度はやや低めで誰でも遊びやすいと思う。

【悪かった点】

箇条書きにしとく。
・主人公らとナガヒサの関係が複雑。母ちゃんも父ちゃんも浮気性?
・宝箱が見えるのに、もう片方の主人公(のパートナー)じゃないと取れないので気になる。青い扉と赤い扉も同様
 それなら片方始めたらもう片方の回収反映してくれと思った。まぎらわしい
・デビホンがほとんど活躍しない件
・重要そうなキャラ、エレジーが全然本編(特にラスト)に関わってこない

【総評】

あんまりストーリーを深く考えずにエンディング見るだけを考えれば気にならないとは思うが、子供ならともかく、大人になるとそうもいかないだろうツッコミどころとキャラの扱いがある。
黒の書はセツナが魔王ルシファーの手下にさらわれた弟のナガヒサを探すために魔界へ行く話。
赤の書はミライがまだ見ぬ父が魔界にいると知り魔界へ行く話。

黒の書の合体方法は別々の悪魔を掛け合わせて別の悪魔を作るタイプだが、
赤の書は同じ悪魔を掛け合わせてランクアップさせたり、同じ、または別の悪魔にならない相手と掛け合わせて能力アップさせる、技を継承させる事ができる(別の悪魔になる組み合わせが少ない印象)
黒の書のほうが単純な気がするが、訓練所を使わずに低レベルでもお気に入りの悪魔を地道に強くしたいなら赤の書がいいかもしれない。
ちなみに、どちらも共通してパートナーに限り他の悪魔を掛け合わせることで経験値を取得し、レベルアップしていく。

一応書いておくが
ラストに選択する、ラグナロク、ハルマゲドンは
ハルマゲドン=所持金・通常アイテム、パートナー以外の仲魔をそのまま引き継いで最初からやり直し
ラグナロク=ホシガミと対面
なんだが、
ホシガミと対面した後の選択肢で「俺が神になる!」を選ぶと、実質バッドエンド。
タイトル画面に戻るハメになるので、見たいならセーブしてから見たほうがいいです。

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