2019年2月8日

ゲームレビュー/インフィニットループ~古城が見せた夢~

評価:★★★★☆

開発メーカー:日本一ソフトウェア
結婚式の前日に死神を見てしまい、死んでしまう王子(主人公)。
その後、婚約者が自殺を図るなどの不幸が待っているが、幽体になった主人公は死んでしまった直後に何度も戻り、人物に憑依して夢の中でキーワードを与える事で不幸を回避していく…というアドベンチャー。
各キャラクターごとの行動を憑依して垣間見れ、どこで何があったか、どんな考えで行動しているかが進める度に明らかになってくるミステリ。

【良かった点】

周回で憑依人物を変えてプレイする楽しさがあった
キーワードを与えるとその人物が見る過去の回想で、そいつがどんな人物なのかがよくわかる描写もなかなか乙。

【悪かった点】

タイムラインを繋がっているシーンまで進められはするが、戻ることができないのは難点だった。
戻れたらやり直して違う人物に憑依~などできたかと思うが、それができないので計画的に進めなければ死んだ直後に戻らなければならない面倒さがあった。
特にキャンドルのコンプが。
あとは、タイムラインが見辛かったのもイマイチ。

【総評】

どんなキーワードをどこで与えればいいのかなど、難しい部分はあったが全体を見ればあっさりめ。
まあこいつが悪だろうと冒頭からちょっと進めばわかるし、意外性はそれほどない。
最終的には真実の愛は運命を覆す、的な西洋のおとぎ話チックで遊びやすい内容っちゃ内容。
ただ、スチルにお風呂シーンとかサービスしてるなぁと思われる部分もあったから、おとぎ話が好きなちょい大人なプレイヤーは好きになれるゲームじゃない?
見た目もまあ王子とその婚約者、美男美女でいい感じだし。
メイドもぽっちゃりとギャルがいたり、筋肉好きな変態と、ひっそり(バレてるけど)婚約者狙ってる変態とか、実はお化けが苦手なあの人とか、キャラも良かったね。
イラスト好きだわ。
そんなわけで、ちょっとした不便とかを除けば面白いし、一度は遊んでみてほしいタイプのゲームということで〆。

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