評価:★★★★☆
バラエティー番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」から誕生した矢島美容室が主役のコメディ映画。いつものように朝を迎えるが父が置手紙を残して失踪。
家族に一波乱起きる。
ほぼ日本語だがときどき字幕あり。役者もほぼ日本人なのだが舞台は米国ネバダで演出・演技も米国のそれっぽく、ミュージカルシーンが挟まれる。
【良かった点】
オーソドックスな展開だが家族の絆や友情、夢を描いた良作。コメディだし、バラエティー番組から出たキャラだし、と見ないのは勿体ない出来。
米国の映画っぽさを演出しようとしているのも面白かった。
【悪かった点】
内容がオーソドックスすぎて展開が読めてしまう、滑稽に感じるところ。コメディという点を除いてしまうとおいおい、と思う所はたくさんあるが気にならない程度。
【総評】
思っていたより面白い。コメディとはいえ、そこまで下品だとか無理に笑わせようという演出は目立たず、家族の絆や友情、恋、夢が短い中にしっかりと表現されていて、笑いの種類は「お笑い」というよりも「笑顔」と言ったほうがいいかもしれない。
あれで11歳かよとか、日本語なのに字幕かよとか、もちろんツッコミどころも多々ある。「お笑い」としても成り立ってる。
だけど私のように真面目に見る人にも笑顔を与える要素があって楽しめた。
明るい気持ちになれる。
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