ゲームレビュー/レヴナントサーガ

評価：★★☆☆☆

メーカー：ケムコ
戦闘重視のRPG。
そこそこ楽しめるけど実績、トロフィー集めをしたらそれでいいやくらい。

【良かった点】

アイテムドロップや経験値倍増などのアイテムが比較的簡単に入手でき、サクサク進められる。。
カウンターやHP、SP回復アクセ、戦闘に役立つ装備が多く工夫できる。
オプションで弱い敵とエンカウントしたら直リザルトになってショートカットできるのは後半非常に役に立った（面倒な戦闘が減らせる）。

【悪かった点】

読み込み時間が長い。カクカクする。シナリオがいい加減すぎる。の悪いとこ三拍子。
シナリオは全体的にあっさりしすぎて設定が活かされてない。キャラはとにかくブルブル動かしてるばっかりで演出もつまらなくて感情移入できない。
グラフィックも戦闘は3Dモデルの必要があったのか？という疑問。
攻撃エフェクトをOFFにしててもカクカク。変身する時に数回フリーズした。タイトル起動だけでも数分待たされるから面倒。
幻想クロニクルもそうだけど戦闘はそこそこ楽しめるのにもったいない。ケムコはシナリオ強化すべき。
評価を見てそこそこ良かったから買ってみたのに、内容が値段に見合わなかった。見合うと思いたいならせいぜい「数十時間の大きな暇つぶしになってくれる」くらいだろうか。

【総評】

まあ、ひどいね。
それでも★2つなのは戦闘面がそこそこ面白かったから。ゲーム内・トロフィー機能でコンプリート要素もあるし。
そして、今どきのゲームでこんなロード時間長いのもどうなのさ。
どうでもいいけど、ユーリアがヒロインフラグ何回か立ててますね。
「アルベルトの故郷が見たい」だの、てっきりヒロインというとアンナかはたまたタイトルロゴにも姿が映ってるエステルなのかと思ったけど総合的に見て存在感薄いから、もうロリコンと言われようと私はユーリアが真ヒロインだと見た。
つか、ネタバレになるかもだけど
終盤のほうでヴラドレンが、悪魔に手を貸して人を陥れようとする理由（過去に色々と周囲からひどくあたられてた～）を告白するシーンがあるのに、主人公たちは「たかがそんなこと」で済ませるヒーロー気取りだったのがまたひどい。
ちょっと待てよ。
ヴラドレンにとってはそれが耐え難くて辛い出来事で人間不信になったっつーのに「そんだけ？（鼻ほじ）」みたいな流れにすんのやめろよなって思った。
せめて「そんな事が……」って多少同情するだの共感するだのあって良かっただろって。
主役がそれで引いたわ。
ノーマルエンドのラスボスは武器強化してレベル上げさえしてればあっさりすぎるくらいでオシマイ。
実績？もまあレベル999武器レベ99にしてHP上限調整、連続ヒットスキル連発で楽々。
船で行ける東のどっかの島で金も経験値もガッツリなんで、面白いほどレベル上がるのは楽しかったかも（長続きしないけど）
以上、
散々書いたと反省しつつ、これが遊んで抱いた本心です。