ゲームレビュー/世界はあたしでまわってる～光と闇のプリンセス～

評価：★☆☆☆☆

可愛いキャラクターと売り文句に惹かれて購入＆プレイしてみた。
しかし値段の割に中身は薄く、途中までアンジェラがどうなるのか期待して進めたものの、納得がいくものの非常に軽い最後だった事を残念に思うゲームである。
詳細は以下。

【良かった点】

料理を食べて能力アップ、敵からドロップする材料を集めて料理にできるのは良かった。
その日食べられる料理も通常ひとつと制限され、ワガママポイントを使わなければいけないというバランスは良かった。

【悪かった点】

敵のモノマネをするアンジェラ以外の唯一のパーティメンバーとなるピンクが後半全く使い物にならないほど弱い。
アンジェラのわがままだけのストーリー進行。せっかくの重要そうな登場人物も影が薄い。
運任せになるためアイテムリストが埋まらない。

【総評】

料理を食べると能力アップというのは遊び甲斐があったし、アイテムリストがある以上は躍起になって埋めようと頑張り、そこそこ楽しく感じていたのだが、途中で運のためにどうしても埋まらないアイテムが出てきて意気消沈。
倒した敵のモノマネができるピンクの存在は最終的に足手まとい。アンジェラが強すぎになるのはわかるが、ラストダンジョンの敵の一撃で戦闘不能、与えるダメージ一桁とは連れている意味が皆無。
アンジェラが痛快なまでにワガママで純粋なのはわかったが、最初から最後まで「アンジェラ万歳（終）」なのでイマイチ。
話の内容から低年齢向けに思える内容。暇つぶしにはなった。